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<秋葉原無差別殺傷>責任能力が最大争点に 28日初公判(毎日新聞)

 東京秋葉原で08年6月、7人が死亡、10人が負傷した無差別殺傷事件で、殺人罪などに問われた元派遣社員、加藤智大(ともひろ)被告(27)の初公判が28日、東京地裁(村山浩昭裁判長)で開かれる。弁護側は「事件当時、心神喪失か耗弱の状態だった疑いがある」と主張する方針で、責任能力が最大の争点。完全責任能力があったとする検察側は、冒頭陳述などで大型ボードを利用しながら被害者一人一人の殺傷状況について詳細に指摘する見込みだ。

 検察側は捜査段階で約3カ月間にわたり精神鑑定し、「精神疾患や人格障害はなかった」として08年10月に起訴した。09年6月から今月まで、争点や証拠を絞り込む公判前整理手続きが10回重ねられたため、事件から1年7カ月を経て初公判を迎えることになった。

 整理手続きの結果、争点は(1)責任能力の有無や程度(2)ナイフで切りつけられた負傷者のうち1人に対する殺意があったか(3)取り押さえようとした警察官を刺した際、警察官の公務という認識があったか、の3点とされた。

 弁護側が被害者や目撃者の調書の証拠採用を拒んだため、公判には負傷者10人全員を含む42人が証人出廷する。8月までに計22回の公判が指定されている。【安高晋】

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